スケール、イオンデポジット、雨シミ
雨上がりや洗車後、塗装面に現れる斑点の様なシミ。一般的にスケール、イオンデポジットと呼ばれてます。
これらは、洗車や雨が降った後にボディー上に残った水分内の不純物が乾燥して付着した物です。(泥水が掛かると乾いて泥だけが残るのと同じ)
泥と違う点は塗装面、ガラス面、コーティング面問わずそれぞれ相性のいい成分が非常に強固に密着するため、洗車では落とす事が出来なくなります。

付着しているだけならまだ良いのですが、円形に付着する為アルカリや酸が以降雨や洗車の度にいつも同じ所で乾燥を繰り返しスケール内の塗装、コーティング被膜にダメージを与えてしまいます。
ダメージを受けた箇所は他の部分に比べて凹んでしまいます(クレーター化)のでスケールを除去してもクレーターは残り、目に見えます。
クレーターを磨いて除去、フラット化するのは難しく全て除去するのは不可能になります。
スケールが付着しないコーティングはありませんが、塗装やガラスに比べて遥かに付着しにくいコーティングはあります。
コーティングを選ぶ際、最も大事なのがスケール対策です。完全無機質(親水性)を掲げるものが最もスケールが固着しやすいと思って下さい。
最新のコーティング剤はハイブリッド化され、1液で二層を形成してスケール対策がされ固着しにくく除去し易く出来ています。
当店で採用するのも、もちろんこのタイプ。
スケール対策を考えているお店、コーティング剤を選ぶ様にして下さい。